500年もの長い歴史の中で受け継がれてきた茶道は、数ある日本のお稽古事の中でも最高峰と認識されています。
お茶のお稽古では、所作や振舞いを鍛錬し、他者への心づかいを学びます。そして美しいものに心を向ける喜びを知り、感動する心や、感謝する心も育みます。

尽きない愉しみを
もたらしてくれます

時には掛軸の一語に生き方のヒントを感じ取り、時には一輪の花に命の輝きを教わります。
また陶磁器など美術工芸の素晴らしさに目を見張ることもあれば、心温まる先人たちの茶の湯話に耳を傾けて過ごすひとときもあります。
その広い懐に抱かれた多様な文化と精神性は、わたしたちに充実した時間と、尽きない愉しみをもたらしてくれます。

一椀のお茶が
人と人との心を繋ぐ

当社中の流派は表千家流ですが、流儀に固執しすぎず、交際礼法として寛容な心を大切にしています。
一碗のお茶が人と人の心を繋いできた、その偉大な力を尊び、流儀を超えて多くの方々と交流する「茶事」や「茶会」も開いています。
長い歴史を通じて日本人に寄り添い、共に歩んできた、日本を代表する文化「茶道」の世界を、あなたも愉しんでください。